自動車保険

自動車保険の複数所有新規割引と保険の譲渡

複数所有新規割引の条件

現在11等級以上の自動車保険があり、新たに2台目以降の自動車保険を契約する際に、通常は6等級からスタートするところを7等級からスタートできる割引です。他の条件として、新契約の記名被保険者が、他の自動車の契約の記名被保険者、または配偶者、または、同居の親族であること、新契約の車両所有者(使用者)が他の自動車の契約の記名被保険者、または配偶者、または、同居の親族であることが条件です。 同居が条件ですので、子供や兄弟でも別居の場合は適用外です。

複数所有新規割引の適用される車種は
・自家用乗用車(5、3ナンバー)
・自家用軽乗用車及び貨物車(5、4ナンバー)
・自家用小型貨物及び最大積載量2t以下の普通貨物車(1、4ナンバー)
・キャンピングカー(8ナンバー)

自家用車であれば、大抵の車が対象です。

保険を譲渡できる条件

自動車保険の等級は、配偶者や同居の親族、同居する配偶者の親族に引き継ぐことが可能です。複数所有新規割引の条件と同様で、血縁関係が近くても別居なら等級は引き継げません。両親または祖父母の自動車保険を子や孫に等級を譲渡することにより割引等級が引き継がれ保険料の節約が可能です。

子供や孫が現在中学生、高校生で、祖父母が「クルマの運転をやめる」場合には、保険の解約ではなく、中断証明を発行してもらいましょう。クルマの廃車、返還、一時抹消などの理由でクルマを運転しなくなる場合には保険の満期日から5年以内なら中断証明書の発行依頼が可能です。保険の割引を温存しておくことが出来る制度ですので、等級は7等級以上が条件です。中断証明書の発行からの有効期限は10年ですので、割引きを最大10年間温存しておくことが可能で、子供や孫がクルマを運転するときに復活させ、譲渡することも可能です。

複数所有割引はこれだけ保険料が違ってくる

サンプルデータ
◆車両
ホンダフィットハイブリッド 平成26年8月初度登録
車両保険110万円(車対車+限定A) 限定A…飛び石、いたずら、地震を除く災害

◆契約内容
20等級の自動車保険契約有、35歳以上限定、ゴールド免許
年間走行予定距離10,000km以下 契約地:東京都
対人・対物無制限、人身傷害3,000万円(1名、搭乗中のみ担保)

◆以下、保険料は年間保険料
新規加入       6E等級 74,820円
複数所有新規割引適用 7E等級 52,260円  差額 22,560円

イーデザイン損保より算出  参考 http://www.edsp.co.jp/



子供のいる家庭必見!保険譲渡と複数所有割引を併用できる

例、家族保険データ
父54歳 平成25年式 トヨタアルファード 2.4S 2WD
型式 DBA-ANH20W 車両保険 280万円(限定A 免責5-10万円)
等級20事故0 年間走行距離 9,000km未満 ゴールド免許

年齢条件30歳以上 32,550円  20等級

年齢条件30歳以上新規  51,190円 複数所有新規割引 7E等級

娘19歳 平成29年式 トヨタヴィッツ ハイブリッド ジュエラ 2WD
型式 DAA-NHP130 車両保険230万円(一般 免責5-10万円))新規
年間走行距離10,000km未満 グリーン免許

年齢条件全年齢新規 352,280円 6A等級

年齢条件全年齢 車両入替後の年額100,900円 20等級

保険の補償内容は、対人対物無制限、人身傷害3,000万円搭乗中のみ担保、
無保険車傷害2億円、対物超過補償特約、弁護士費用特約あり

複数所有新規割引適用無し 32,550円+352,280円=384,830円 (上記青数字合計)
複数所有新規割引適用有り 51,190円+100,900円=152,090円 (上記赤数字合計)
差額は、年間で232,740円
上記保険料 イーデザイン損保より算出  参考 http://www.edsp.co.jp/

※資料1

全年齢 21歳以上 26歳以上 35歳以上
初めての契約(6等級) 28%割増 3%割増 9%割引 9%割引
複数所有新規契約(7等級) 11%割増 11%割引 40%割引 40%割引

出典 東京海上日動火災 トータルアシスト自動車保険 各種割引制度 27ページより

http://www.tokiomarine-nichido.co.jp/service/auto/total-assist/ryokin-keiyaku/?tdcid=3b9f95e0-009e-480a-993a-96d6e51c189a

※資料2

運転者年齢条件 6等級 7等級
全年齢補償 6A 7A
21歳以上補償 6B 6B
26歳以上補償 6C 6C
30歳以上補償 6E 7E

出典 イーデザイン損保 自動車保険のしおり 12ページより

http://www.edsp.co.jp/guide/guide_009/pdf2/guide_009_01_11_01.pdf

複数所有新規割引を使う場合は7等級からのスタートになり、7等級の割引率は年齢条件が高くなるにつれて割引率は大きくなります。親子間での保険のシミュレーションでは全年齢新規6A等級は28%割増に対して、親名義にして複数所新規を利用すれば親のクルマを新規扱いにするため年齢は30歳以上が適用されるため、40%の割引になります。

参考資料は東京海上グループですが、表記や割引率に関しては各社ほぼ共通です。資料2のアルファベットで抜かされたDは年齢条件対象外車種、さらに、前契約有等級の場合Fになり、複数所有新規契約時にはSでひとくくりにされるケースもあります。

各種割引を最大に使うポイントは父親のアルファードも娘のヴィッツも父親名義、自動車保険も父親名義にすることです。父親のアルファードからヴィッツに車両入替し、アルファードは新規加入する方法です。サンプルのケースでは年間約23万円の保険料が節約されることになります。複数所有新規割引と保険の譲渡について知っているのと知らないのとでは大きな違いです。

なお、現在契約の保険が11等級未満の場合は複数所有新規割引は使えません。さらに6等級以下の場合には、2台目は何も考えず新規で契約しましょう。親子間の場合は親名義ではなく、子供名義で加入して全く問題ありません。

保険の譲渡の目安として、次の保険更新まで娘が無事故で過ごせれば保険を父親名義から娘名義に変更し、娘に譲渡すれば最高割引の保険を保険料が一番高くなる年齢の娘に譲渡できることになります。娘名義にする際には、必ず「同居」が譲渡の必須条件になりますので、学生の場合は、住民票を実家に移す、結婚予定ありの場合には、早めに譲渡するなどの対策が必要です。

はじめて選ぶダイレクト自動車保険

「自動車保険はどこも一緒」と思っていたのは昔の話。現在は従来の「代理店型」に加え「ダイレクト型(通販型)」の自動車保険契約も増加しており、保険会社も保険料も各社違いがあります。1998年の保険業法改正により、保険料を各社自由に設定できるようになったのが、ダイレクト型自動車保険誕生のきっかけとなっています。

ダイレクト自動車保険とは

ダイレクト自動車保険は、インターネットや電話で契約や更新が可能なことからタイレクト型または通販型自動車保険と呼ばれています。自動車保険の新規契約から継続、車両入替など様々な手続きが24時間365日インターネットで手続き可能です。自動車販売店や保険代理店での契約は代理店に足を運んで対面で契約することから代理店型自動車保険と呼ばれています。代理店を置くことなく人件費が抑えられるため、ダイレクト自動車保険は安い保険料の実現が可能になっています。

ダイレクト自動車保険のメリット

ダイレクト自動車保険のメリットは、保険料が安くなることが一番です。補償内容は変わらずに保険料が安くなるなら問題ありません。ダイレクト自動車保険は、直接インターネット等で契約が完結しますので、代理店の費用や人件費が抑えられるため、保険料を安く同じサービスが提供可能になります。また、24時間365日受付可能なため、空いた時間で自動車保険の契約や更新が可能です。新しい車を購入した際の「車両入替」もインターネットで完結し、不明な点は電話対応可能です。あまり乗る機会が無く走行距離が5,000km未満、買い物レジャー仕様で30歳以上、車両保険無しで等級16等級以上なら1万円台前半の年間保険料も可能です。走行距離が少ない、つまり事故に遭う可能性が低い契約者ほどダイレクト自動車保険の恩恵が高くなります。



ダイレクト自動車保険のデメリット

万一の事故の際に対応はしっかり行ってくれるが、初対面のためどこまで親身になって対応してくれるのか不安が残ります。保険料が安くなるとは言っても、安さが目立ってくるのはノンフリート等級16等級以上、30歳以上の契約です。年齢が若く、等級がまだ進んでいない契約者の場合は、ダイレクト自動車保険の恩恵は多く受けることが出来ません。新しい車を購入した際の「車両入替」を自分で行わなければなりません。自動車保険をディーラーで契約している場合には、ディーラーに全てお願いすれば納車日に合わせて車両入替手続きを行ってくれます。タイレクト自動車保険の場合は車の販売店とは別ですので自分で手続きする必要があります。何よりも、パソコンが無い環境では手続きが不便なのがダイレクト自動車保険です。

大手損保会社で運営する主なダイレクト自動車保険

イーデザイン損保、東京海上グループ、三井ダイレクト損保、三井住友海上MS&ADインシュアランスグループ、タフ・クルマの保険、あいおいニッセイ同和損保

従来の代理店型での契約を行う大手損害保険会社もグループ会社を設立し、タイレクト自動車保険の運営も行っております。万一の事故の際の対応力に安心感を感じます。

主な大手ダイレクト自動車保険会社

SBI損保、ソニー損保、おとなの自動車保険、セゾン自動車火災保険、スーパー自動車保険、チューリッヒ、アクサダイレクト、損保24

比較してみよう これだけ違う保険料

サンプルデータ
◆車両
ホンダフィットハイブリッド 平成26年8月初度登録
車両保険110万円(車対車+限定A) 限定A…飛び石、いたずら、地震を除く災害

◆契約内容
ノンフリート等級17等級(事故等級0)、35歳以上限定、ゴールド免許
年間走行予定距離10,000km以下 契約地:東京都
対人・対物無制限、人身傷害3,000万円(1名、搭乗中のみ担保)
以下、保険料は年間保険料

東京海上日動    59,540円
イーデザイン損保  46,730円 差額 12,810円

車両データ同一で、ノンフリート等級13等級(事故等級0)、26歳以上限定、ブルー免許の場合は、

東京海上日動    82,620円
イーデザイン損保  76,620円 差額 6,000円

どちらのケースもイーデザイン損保の年間保険料が安いことがわかります。しかし、差額は契約年齢が高く、ノンフリート等級が高いほど差額が大きくなっています。事故を起こす可能性・確率が低い契約者ほどダイレクト型自動車保険の保険料が安くなり、代理店型と差が出ます。

おおむね16等級以上、30歳以上の契約者ならダイレクト型自動車保険の価格メリットが大きくなる傾向にあります。上記サンプルで年間6,000円の差額なら月額は500円。これだけなら、お互いの「顔」が見える代理店型の保険契約でも問題なく差額は顔が見える安心料と考えてもよいと感じます。

なお、上記試算は全てインターネットで試算したものです。車種、年式、地域など様々な条件が異なってきますのであくまでもサンプルです。東京海上日動については代理店毎に保険料に違いがある場合がありますので、実際にはお近くの代理店にお問い合わせください。

東京海上日動

http://www.tokiomarine-nichido.co.jp/service/auto/total-assist/?tdcid=3b9f95e0-009e-480a-993a-96d6e51c189a

イーデザイン損保

http://www.edsp.co.jp/

自動車保険の一括見積で保険料比較

自動車保険もインターネットを使って一括で見積もりを依頼し保険料を比較することができます。現在契約の保険証券等をご用意の上、必要事項を入力するだけで、保険料がわかり、どの保険会社が安いか比較検討できます。保険料は記載したメールアドレスに届き、後日ハガキでのお知らせも届きます。

◆自動車保険の一括見積サイト
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