クラス別JC08モード燃費比較~普通車編

実際の燃費とは少々かけ離れた良い数値のJC08モード燃費ですが、ひと目で燃費を比較するためには重要な材料になっていることには変わりありません。各クラスごとの燃費数値を比較の上、特徴や、注意すべき点など実燃費も含めて解説します。なお、実燃費に関しては、実際の走行状況やエアコン、カーナビなどの電装品の使用状況、アップダウンの多い地域など各種条件により大幅に左右されますので、あくまでも参考の数値となります。燃費上位がほぼ全てハイブリッド車で独占されていることにも注目です。

コンパクトカー・ハッチバッククラス

扱いやすいサイズで、ハイブリッドモデルも多数ラインナップする燃費競合激戦クラスです。トヨタはプリウス、アクア、ヴィッツ、オーリス、ホンダはフィットハイブリッド、スズキスイフト、日産ノート、マツダデミオ等人気車勢ぞろいです。自動車税は軽自動車より高いが、燃費は軽自動車を上回り、低燃費と普通車の広い室内と走行安定性が魅力的です。

1位 トヨタプリウス 40.8km/L (Eグレード2WD車)

2位 トヨタアクア 38.0km/L (Lグレード)

3位 ホンダフィットハイブリッド 37.2km/L (ハイブリッドグレード2WD車)
      
1位はハイブリッドの代名詞とも言われるプリウスが初の40km/Lオーバーです。しかし、一番下位のグレードで燃費宣伝のみのグレードとも言われています。一般的な、SやAグレードの燃費は37.2km/Lです。いずれも、1.8Lガソリンエンジン+モータの組み合わせで車両重量の違いでJC08モード燃費が違うのみです。実際の走行ではほぼ同じと考えられます。また、アクアにもプリウスと同じことが言えます。アクアのLグレード以外のグレードは34.4km/Lです。

参考までに、トヨタヴィッツハイブリッドはグレードに関係なく34.4km/LでアクアのLグレード以外のグレードの燃費と共通です。

3位のフィットハイブリッドもベーシックグレードの燃費が良い数値ですが、一般的な量販グレードの燃費は34.0km/Lです。トヨタのハイブリッド車と燃費は変わりありません。

ストップ&ゴーの多い市街地メインならトヨタのハイブリッド車の燃費が有利です。電気モーターの領域が大きいですのでガソリン消費量が節約できます。高速走行や長距離走行にはフィットハイブリッドの燃費が有利。フィットハイブリッドのトランスミッションは7速デュアルクラッチトランスミッションです。構造はマニュアル車と同じですので、一定速度での走行は伝達ロスが少なく低燃費走行が可能です。

ガソリンエンジン単体の車種で最も良い燃費はマツダデミオの30.0km/Lです。

セダンクラス

ボンネット、キャビン、トランクの3つのボックス、3ボックススタイルのクルマがセダンクラス。トヨタカローラ、カムリ、クラウン、ホンダアコード、グレイスなどコンパクトセダンからラージセダンまでハイブリッド搭載車が多くラインナップされます。コンパクトクラスのセダンとラージクラスのセダンにはハイブリッドモデルがラインナップしますが、ミディアムクラスはハッチバックモデルに圧されて人気が薄くハイブリッドモデルがラインナップしません。トヨタプレミオや日産シルフィがミディアムセダンの代表格ですが、どちらもノーマルのガソリンエンジン車のみです。

1位 ホンダグレイス 34.8km/L (ハイブリッドDX、ハイブリッドLXの2WD 7AT車)
  
2位 トヨタカローラ 34.4km/L (ハイブリッドの2WD CVT車)

3位 トヨタカムリ 33.4km/L (Xの2WD CVT車)
      相手先ブランド生産車…ダイハツアルティス

セダンクラスもコンパクトモデルが燃費比較では上位に来ますが、ミディアムセダン以上のクラスのモデルと大差ありません。グレイスはフィットハイブリッド、カローラハイブリッドはアクアやヴィッツのハイブリッドと同様のシステムです。実際の燃費も20km/L~24km/L前後で、軽自動車と変わらない実燃費を誇ります。

注目すべきは3位のカムリ。2.5Lエンジン+モーターの組み合わせでクラストップの33.4km/Lの低燃費を実現しています。ただし、グレードはベーシックなXで上級のGの燃費は28.6km/Lになります。カムリが33.4km/Lの燃費を達成させたのは、31.6km/Lの燃費を誇るホンダアコードの燃費を上回るのが目的だったと言えます。相手先ブランド生産車のアルティスは上級Gグレードのみのワングレード。アルティスの燃費は28.6km/Lになります。さらに、実際の燃費と言えば、同じ2.5L+モーターの組み合わせのトヨタクラウンハイブリッドの燃費は23.2km/Lですので、15km/Lから18km/L前後の燃費ですので過度な期待は禁物です。アクセルの踏み込み量が多ければ多いほど大排気量のハイブリッド車の燃費はより悪化します。

ミニバンクラス

  
6名から8名乗車可能な3列シートを備えるクルマがミニバンクラスです。乗用車ベースでリアにヒンジ式のドアを装備し、走行安定性重視のミニバンと、背の高い室内空間の広い、リアにスライドドアを装備したミニバンがあります。車体が大きくなりがちで、空力性能にも不利なため、燃費性能は犠牲になりがちですが、ハイブリッド機構を備え燃費の良いミニバンが増えています。

1位 ホンダフリードハイブリッド 27.2km/L (ハイブリッドのB、Gの6人乗り2WD 7AT車)

1位 トヨタシエンタ 27.2km/L (ハイブリッド2WD CVT車)

3位 プリウスα 26.2km/L (全グレード)

シエンタとフリードの共にハイブリッドモデルが同率で1位です。シエンタの場合はグレード問わずの燃費ですが、フリードはグレードにより異なります。フリードハイブリッドの7人乗りモデルや上級のEXグレードの燃費は26.6km/Lになります。3位のプリウスαはプリウスと同じシステムのステーションワゴンからミニバンのモデルで5人乗りと7人乗りモデルがあります。プリウスαの相手先ブランド生産車でダイハツメビウスがありますが、こちらは5人乗り専用モデルですので、ステーションワゴンとの認識から、ランキングへの記載はしていません。

シエンタはアクア、フリードはフィットハイブリッドと同じシステムを採用していますので、20km/L前後の燃費が期待できます。多人数乗車やエアコンの使用状況では20km/Lに届きません。

注目すべきはランク外のトヨタノア&ヴォクシーのハイブリッドです。プリウスと同じシステムを持ち背の高いミニバンで23.8km/Lの低燃費を実現しています。実際の燃費も15km/Lから18km/Lで比較的良好です。トヨタハイブリッドシステムがミニバンクラスでも大活躍しています。



SUVクラス

車高も高いのですが、路面からフロアまでの高さがあり、ロードクリアランスが高く、悪路走破性に優れているクルマがスポーツユーティリティビーグルSUVと呼ばれます。以前はトヨタランドクルーザーや三菱パジェロ、いすゞビッグホーン(生産終了)なのどのラダーフレームと呼ばれる強靭なフレームを持ったクルマが主流でした。最近では、モノコックフレームを持つ乗用車からの派生モデルが主流です。トヨタC-HR、ホンダヴェゼル、マツダCX3などが該当し、ロードクリアランスが高く、少々の悪路走行に対応できますが、あくまでも乗用車ベースですのでラダーフレーム車ほどの耐久性は期待できません。普段街乗り走行やドライブでの乗り心地はラダーフレーム車に比べて良好です。

1位 トヨタC-HR 30.2km/L (ハイブリッドの2WD車)
  
2位 ホンダヴェゼル 27.0km/L (ハイブリッド標準グレードの2WD 7AT車)

3位 マツダCX-3 25. 0km/L (ディーゼルの2WD 6MT車)

プリウスのSUVと呼ばれるC-HRがSUVクラストップの30.2km/Lの低燃費を達成しています。グレード問わずの低燃費で実際の燃費も20km/L前後でプリウス同様良好です。燃費重視でない場合には1.2Lターボ+4WDモデルも用意されています。

ヴェゼルのハイブリッドは、先進安全技術ホンダセンシングを装備したモデルや上級グレードでは燃費数値が異なります。23.4km/Lから26.0km/Lの範囲で燃費数値は異なります。システムはフィットハイブリッドと同様です。実際の燃費数値は18km/L前後ですが、長距離走行時にフィット同様7速ツインクラッチトランスミッションを採用していますので、燃費性能はCVT車より高まります。

CX-3の燃費数値はクリーンディーゼルの6速マニュアル車です。6速AT車でも23.0km/Lの低燃費を実現しています。燃焼効率の高いディーゼル車の実際の燃費数値も良く20km/Lを超える数値も期待できます。実際の燃費はSUVクラストップの燃費性能を誇ると言ってもよいクルマです。

なお、トヨタハリアーやレクサスNXシリーズ、日産エクストレイルもJC08モード燃費は20km/Lを超えています。ミディアムから高級SUVの燃費性能も大幅に向上しています。

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